Google、開発者向け身元確認「Android developer verification」を Play / Android Developer Console の全開発者へ導入
Google は、サイドロード由来のマルウェアが Google Play 経由と比べて 90 倍以上多いという分析を挙げ、匿名性に依存した悪用の繰り返しを抑えるための開発者向け身元確認として Android developer verification を位置づけている。Play Console と新しい Android Developer Console を通じて、本人確認とアプリ登録の要件が全開発者へ及び始めており、配布者は検証済みアカウントへの登録とアプリ登録を前提とした運用へ寄せられる。利用者が通常フローで触れるインストール・更新の制限は 2026 年後半以降に始まり、開発者向けの手続きが先に回るスケジュールになる。配布経路の選択は維持するとしつつ、未登録アプリを認定端末へ入れる利用者には ADB または新設の advanced flow が必要になる。
- Google Play のみで配布する開発者向けの案内は、数週間かけて Play Console に表示される想定
- Play Console の開発者確認を済ませていれば多くの場合は追加対応不要で、対象アプリは自動登録(登録できない例では手動の app claim が必要)
- Play 外のみ配布する場合は、Android Developer Console でアカウントを作成できる
- Android Studio では、今後約 2 か月以内に署名付き App Bundle または APK 生成フローへ登録状態の表示が組み込まれる予定
- 学生・趣味向けの無償 limited distribution アカウントは政府発行 ID 不要・メールのみで最大 20 台まで。先行招待は 2026 年 6 月、全世界ローンチと power user 向け advanced flow の全世界提供は 2026 年 8 月の予定
認定端末では、検証済み開発者へ登録済みのアプリに限り従来どおりのインストール・更新フローを維持する方針である。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2026 年 4 月 | Android Developer Verifier が Google システムサービス設定に表示開始 |
| 2026 年 6 月 | 学生・趣味向け limited distribution アカウントの先行アクセス |
| 2026 年 8 月 | limited distribution アカウントの全世界提供、power user 向け advanced flow の全世界提供 |
| 2026 年 9 月 30 日 | ブラジル・インドネシア・シンガポール・タイの認定端末で、検証済み開発者への登録がないアプリの通常インストール・更新に制限(未登録は ADB または advanced flow) |
| 2027 年以降 | 上記要件の全世界展開 |