Frontend Weekly 2025-03-21
Valibot v1: The 1 KB Schema Library
Valibot の v1 がリリースされました。
https://valibot.dev/blog/valibot-v1-the-1-kb-schema-library/
Valibot は Zod の代替となるバリデーションライブラリであり利用方法はほぼ同じですが、 Zod と比較して非常に軽量です。バンドルサイズが Zod より 90%以上小さくなることが確認されています。
Node.js v20.19.0: Backport require(esm)
Node.js v20.19.0 がリリースされました。require(esm)がバックポートされデフォルトで有効化されています。
contenteditable 属性の”plaintext-only”値が Baseline Newly に
ユーザーのプレーンテキストの入力を textarea 要素以外でサポートする際に利用できる contenteditable 属性の”plaintext-only”値が Baseline Newly で利用可能になりました。
https://web.dev/blog/contenteditable-plaintext-only-baseline?hl=en
プレーンテキストとは、リッチテキストではないもの、文字の大きさや色、書式などの装飾がないテキストのことです。つまりplaintext-onlyでは、文字を張り付けた場合、textarea 要素と同様にテキストの装飾が引きはがされます。
GitHub の REST API が issue type をサポート
GitHub の REST API が issue type をサポートしました。
https://github.blog/changelog/2025-03-18-github-issues-projects-rest-api-support-for-issue-types/
Organization に登録された issue type の取得、issue に設定された issue type の取得、issue type による issue の検索ができるようになりました。
GitHub Fine-grained PAT が一般公開
GitHub の Fine-grained PAT（Personal Access Token）が GA になりました。全ての Organization においてデフォルトで有効化されています。
https://github.blog/changelog/2025-03-18-fine-grained-pats-are-now-generally-available/
以前の PAT は classic PAT と呼ばれており、Fine-grained PAT に比べて次のような課題がありました。
- Organization や User、Repository 毎に権限を管理できない。
- スコープが user/repo のように粗い粒度でしか設定できない。
Fine-grained PAT を利用することで、より安全な権限管理が可能になります。