Frontend Weekly 2025-02-21
Sunsetting Create React App
CRA(Create React App)が公式に非推奨となった。 Next.js や React Router などのフレームワークや、Vite や RSBuild などのビルドツールへの移行を推奨している。
https://react.dev/blog/2025/02/14/sunsetting-create-react-app
React Router v7.2.0
React Router v7.2.0 がリリース。
https://reactrouter.com/changelog#v720
型安全なリンク
フレームワークモードで、型安全にパスを扱える href ユーティリティが追加された。 存在しないパスや誤ったパラメータを指定すると型エラーが発生する。
import { href } from "react-router";
const link = href("/blog/:slug", { slug: "my-first-post" });
Vercel Fluid compute
Vercel が新たなサーバーレス実行モデル「Fluid compute」を発表。 Vercel Functions で有効化して利用することが出来る。
Fluid compute は、アイドル時間を利用してサーバーレス関数内で並行処理を行う。 これにより単一のインスタンスで複数のリクエストを処理できる他、アイドル時間の有効活用によるコストの削減、コールドスタートの頻度低下が期待される。
また、関数が応答後もしばらく維持されるため、ゆったりとした出力のストリーミングが可能であり、既存の同種のサービスよりも長時間かつ高負荷な処理を行うことができるため、生成 AI などの利用に適していると思われる。
次の Vercel の記事が詳しい。
https://vercel.com/blog/serverless-servers-node-js-with-in-function-concurrency
Native Mobile App support on Bolt
Bolt が Expo との連携を発表、bolt.newでネイティブアプリケーションの開発が可能になった。
Standard Schema
Standard Schema は、バリデーションライブラリの仕様を統一するためのプロジェクトであり、TypeScript のバリデータライブラリである Zod、Valibot、ArkType などのメンテナが集まり仕様を設計している。
React Hook Form v4.0.0やHone v4.7.0で既に Standard Schema が採用されており、この仕様に沿ったライブラリを統一的に利用することが出来る。