Google Cloudでサービスを利用している認証情報を特定する
1つのプロジェクトで複数のプロダクトを運用してしまっているケースがよく見られます。 この場合、どのプロダクトで特定のGoogle Cloudサービスが利用されているか特定するには少し上長な手順が必要です。 実際に調査する際に利用した手順を紹介します。
一方、プロダクト毎にGoogle Cloudのプロジェクトを使い分けていれば、特定することは簡単です。 例えば「お支払い/レポート」ページで「プロジェクト」を選択するだけで、どのプロダクトでどのGoogle Cloudサービスをどれだけ利用しているか確認出来ます。
サービスを利用しているAPI Keyを特定する
- 「Metrics Explorer」に移動
- 「Consumed API - Request count」指標の選択
- 「指標を選択」を押す。
- フィルタに「Consumed API」と入力する。
- 「Consumed API」 → 「API」 → 「Request count」と選択する。
- サービスでフィルタリング
- 「フィルタを追加」を押す。
- 「service」と入力する。
- 値にサービス名を入力する。
- 例:
maps-backend.googleapis.com
- 例:
- 「credential_id」でグルーピング
- 「集計」の「なし」を押す。
- 「credential_id」を選択する。
次のような表示になるので、下部に表示されているAPI Keyをコピーする。
Credential IDからAPIキーを特定する
コピーしたCredential IDをGoogle Cloud上部の検索バーに貼り付けて検索すると次のように、そのAPIキーの編集画面へのリンクが表示される。
APIキーの名前やウェブサイトの制限から、どのプロダクトで利用されているかを確認できるはずです。