Claude Fable 5 and Claude Mythos 5

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Anthropic は Mythos クラス最上位の Claude Fable 5 を一般公開し、同一基盤でサイバー等のガードを外した Claude Mythos 5 を Project Glasswing 向けに投入した。Claude API の識別子はそれぞれ claude-fable-5claude-mythos-5 で、コンテキストは 100 万トークン、最大出力は 12.8 万トークン、adaptive thinking は常時オンである。従量単価は入力百万トークンあたり 10 ドル、出力百万トークンあたり 50 ドルで、Claude Mythos Preview の半額以下とされる。

Fable 5 は一般利用向けに安全化した Mythos クラスモデルで、ソフトウェア工学・知識労働・視覚・科学などのベンチで同社従来モデルを上回るとされる。サイバーセキュリティ、生物学・化学、蒸留(distillation)と判定された依頼は新設の分類器が検知し、Claude Opus 4.8 へフォールバックする。セッションの平均ではフォールバックは 5% 未満で、フォールバックが起きないセッションでは Mythos 5 と実質同性能と説明されている。Mythos 5 は Glasswing のサイバー防衛パートナー向けにサイバーガードを外した版で、生物学・化学ガードを外した信頼アクセスプログラムも計画されている。

Mythos クラス向けに、ビジネス顧客データの 30 日間保持が義務化された。学習用途には使わず、安全性調査と誤検知低減に限定するとされる。Claude API と従量制 Enterprise では当日から Fable 5 が利用可能だった。Pro・Max・Team・座席制 Enterprise では 6 月 22 日まで追加料金なしで含まれ、6 月 23 日以降は利用クレジットが必要になる段階的ロールアウトが案内されていた。

公開から数日後、米政府が国家安全保障当局に基づく輸出管理指示を出し、外国人(米国内外を問わず)による Fable 5 と Mythos 5 へのアクセス停止を命じた。Anthropic は外国人利用者を個別に判別できないため、法令遵守のため全世界の全顧客向けに両モデルを無効化した。同社は指示の根拠が狭い非汎用ジェイルブレイクの可能性であると理解し、業界全体に同基準を適用すれば新モデル展開が事実上止まると反論している。他の Claude モデルへのアクセスは影響を受けない。

#性能

モデルIntelligence Index出力速度 (tok/s)Artificial Analysis 上の条件
Claude Fable 560Adaptive Reasoning、Max Effort、Opus 4.8 Fallback
Claude Opus 4.85660.4Adaptive Reasoning、Max Effort
GPT-5.55562.5xhigh

Fable 5 の行は Opus 4.8 へのフォールバックを含む測定条件であり、指数では Opus 4.8 や GPT-5.5 を上回る帯に位置する。出力速度は Artificial Analysis 上で未掲載である。

#API 価格の比較

モデル入力 ($/1M)出力 ($/1M)
Claude Fable 510.0050.00
Claude Opus 4.85.0025.00
GPT-5.55.0030.00
Claude Sonnet 4.63.0015.00

Fable 5 は Opus 4.8 の 2 倍の従量単価で、入力単価は GPT-5.5 と同じだが出力単価は高い。コストを抑える場合は Sonnet 4.6 が別段の単価になる。

#参考文献