Visual Studio Code 1.123、セッション同期とエージェント並列

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Visual Studio Code 1.123 は 2026-06-03 に公開された。エージェントの履歴同期・並列レビュー・深い調査と、統合ブラウザ・拡張更新まわりの改善が中心である。

#セッション同期と chronicle

chat.sessionSync.enabled でチャットセッションが GitHub アカウントへ自動同期される。組織ポリシーで管理される場合は管理者が変更する。端末とワークスペースをまたいで検索できる個人履歴になる。

記録される内容は次のとおり。

  • 会話と触れたファイル
  • リポジトリ、ブランチ、タイムスタンプ
  • 参照した PR・Issue・コミット

/chronicle では過去セッションについて次ができる。

  • 自然言語での質問
  • スタンドアップレポートの生成
  • 生産性のヒント
  • トピック・ファイル・PR による検索

同期状態はステータスバーの Copilot ダッシュボードで確認する。

#サンドボックスのネットワーク再試行

chat.agent.sandbox.retryWithAllowNetworkRequests では、許可ドメイン外へ出る端末コマンドを、まずサンドボックス内でネットワーク制限なしに再試行する。依然失敗するとサンドボックス外へフォールバックする。git fetch のような操作を、ファイルシステム保護を維持したまま完了させる。

#Agents window

複数エージェントセッションを同時に開き、横並べで比較・レビューできる(プレビュー)。

開き方は次のとおり。

  • セッション一覧の Open to the Side
  • 一覧からビュー領域へドラッグ&ドロップ
  • Alt を押しながらセッションを選択

アクティブは常に 1 セッションのみで、Terminal・Files・Changes はそのセッションに追従する。ピンでビュー置換を防げ、全ビューがピン済みのときは選択セッションが横に開く。最大化で 1 セッションにフォーカスできる。

#研究エージェント

Insiders の Copilot CLI(ローカル)セッションのみで利用できる(プレビュー)。/research とトピックを指定すると、コードベース・関連 GitHub リポジトリ・Web から情報を集め、引用付き Markdown レポートを返す。読み取り専用で、コードは変更しない。

#統合ブラウザ

URL バーの星アイコンでお気に入り登録ができ、バー選択時にお気に入りと開いているタブを一覧できる。

チャット文脈向けのスクリーンショットが拡張された。

  • Add Area Screenshot to Chat: 選択矩形のキャプチャ
  • Add Full Page Screenshot to Chat(実験): ビューポート外を含む全体。workbench.browser.experimentalUserTools.enabled が必要

#拡張機能の自動更新遅延

自動更新は Marketplace 公開から 2 時間後に適用される。Update ボタンによる即時更新は従来どおり可能で、待機中は拡張の詳細に理由と予定時刻が示される。Microsoft・GitHub・OpenAI など信頼済み発行元は遅延なしで即時更新する。

#参考文献