OpenAI Codex、Chrome 直接連携

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OpenAI Codex は 2026-05-07、macOS と Windows 上の Google Chrome でブラウザ作業を直接扱えるようになったと発表した。Codex アプリの Chrome プラグインと Chrome 拡張機能を組み合わせ、ログイン済みの CRM や社内ツール、Gmail など、サインイン状態が必要なサイト上で調査・記録更新・フォーム入力・ダッシュボード確認を行える。Chrome 上の作業はスレッドごとのタブグループにまとめ、バックグラウンドで複数タブを並列に扱いながら、利用者が開いている通常のタブを占有しない。

セットアップは Codex アプリ側から行う。Plugins で Chrome プラグインを追加し、案内に従って Codex Chrome 拡張機能をインストールし、Chrome の権限プロンプトを承認する。Chrome のツールバーまたは拡張機能メニューで Codex 拡張が Connected と表示されれば接続完了である。プラグイン設定後は新しい Codex スレッドを開始する。

ブラウザ連携は用途で使い分ける。ローカル開発サーバーやサインイン不要の公開ページは、認証フローや既存プロファイルを扱えないアプリ内ブラウザを優先する。専用プラグインがある統合はプラグイン、ログイン済みの Web 文脈が必要な作業は Chrome、localhost 向けのプレビューと検証はアプリ内ブラウザとする。プロンプトで @Chrome を指定すると Chrome 操作を直接依頼でき、Chrome が未起動なら Codex が起動する。

サイトへのアクセス制御は次のとおりである。

  • 既定では新しい Web サイトへ操作する前に確認を求める。ホスト単位で「このチャットのみ許可」「常に許可」「拒否」を選べる
  • Computer Use 設定でドメインの許可リストとブロックリストを管理できる
  • 「常にブラウザコンテンツを許可」を有効にすると、サイト利用前の確認を省略できる
  • ブラウザ履歴の参照は別途確認があり、常時許可の選択肢はない

Chrome 拡張のインストール時には、ページデバッガーへのアクセス、全 Web サイト上のデータの読み書き、サインイン端末間の閲覧履歴、タブグループ管理などの権限が求められる。Codex はサイト利用と履歴参照の前に独自の確認と許可設定を挟む。OpenAI は拡張機能から Chrome 操作の完全な記録を別途保存せず、ページから読み取ったテキスト、スクリーンショット、ツール呼び出し、スレッドに含まれるメッセージなど、Codex コンテキストに入った内容のみを保存する旨を説明している。

利用条件と制限は次のとおりである。

  • Codex アプリは macOS と Windows で提供され、本連携も両プラットフォームで利用できる
  • ChatGPT の Codex 対応プランと Codex アプリが前提である
  • 現時点では Google Chrome のみをサポートし、他の Chromium 系ブラウザは非対応である
  • 接続できない場合は、ブロックリスト、拡張の Connected 表示、Codex 側プラグインの有効化、同一 Chrome プロファイル、スレッドの作り直し、Chrome と Codex の再起動を順に確認する

#参考文献