368文字
2分
編集

OpenAI Agents SDK、ハーネス強化とネイティブサンドボックス

OpenAI Agents SDK に、エージェントがコンピュータ上のファイルとツールを扱うためのモデルネイティブなハーネスと、制御されたサンドボックス内での実行を SDK 標準で組み込む機能が追加された。長時間タスクやファイル検査、コマンド実行、コード編集を、開発者が自前で実行層をつなぎ合わせずに進められることを狙いとしている。

主な内容は次のとおりである。

  • ハーネスは設定可能なメモリ、サンドボックス連携のオーケストレーション、Codex に近いファイルシステム用ツールを備え、MCP、skills、AGENTS.md、shell ツール、apply patch ツールなどフロンティア系エージェントで一般的になりつつある要素と統合する。
  • サンドボックスは自前の実装のほか、Blaxel、Cloudflare、Daytona、E2B、Modal、Runloop、Vercel 向けの組み込みサポートがある。ワークスペースを記述する Manifest でローカルマウントや出力先のほか、AWS S3、Google Cloud Storage、Azure Blob Storage、Cloudflare R2 からのデータ取り込みも扱える。
  • ハーネスと計算を分離し、モデル生成コードが走る環境から資格情報を隔離する設計を推奨している。スナップショットとリハイドレーションにより、サンドボックスコンテナを失っても最後のチェックポイントから新しいコンテナ上で実行を継続できるとしている。
  • パッケージは openai-agents>=0.14.0 が例として挙げられている。新ハーネスとサンドボックスはまず Python で提供され、TypeScript は将来リリース予定である。code mode や subagents は Python と TypeScript の双方に広げる予定とされている。

#参考文献