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Chrome 144 リリース

Chrome 144がリリースされた。::search-text疑似要素によるページ内検索ハイライトのスタイル変更、宣言的な<geolocation>要素、新しい日時APIであるTemporal APIなどが追加された。

出展:Chrome 144 リリースノート

#::search-text 疑似要素

ページ内検索(Ctrl+F / Cmd+F)の結果ハイライトをカスタマイズするための::search-text疑似要素がサポートされた。

デモ:このボックス内のテキスト「検索対象」をブラウザのページ内検索機能(Ctrl+F または Cmd+F)で検索してください。デフォルトのハイライトとは異なるスタイル(ピンク背景、白文字)が適用されます。

css
/* ページ内検索のハイライトをカスタマイズ */
::search-text {
  background-color: #ff00ff;
  color: white;
  font-weight: bold;
  text-decoration: underline;
}

#geolocation 要素

ユーザーの位置情報を取得するための宣言的な<geolocation>要素が追加された。 JavaScriptによるプロンプト表示の代わりに、ユーザーが明示的にクリックすることで位置情報を提供するUIを表示する。これによりユーザーの意図が明確になり、以前ブロックした設定からの復帰も容易になる。

デモ:以下に <geolocation> 要素が表示されている場合、クリックすると位置情報の取得フローが開始されます(Chrome 144以降)。

待機中...
html
<!-- 位置情報取得ボタンを表示 -->
<geolocation  autolocate onlocation="updateInfo()"></geolocation>

参考:<geolocation> HTML 要素の導入 | Blog | Chrome for Developers

#Temporal API

JavaScriptのDateオブジェクトの問題点を解決するための新しい日時操作API Temporal が導入された。 タイムゾーンの取り扱いや計算が容易になり、イミュータブルなオブジェクトとして設計されている。

デモ:Temporal APIのサポート状況と現在時刻

判定中...
javascript
// 現在の日時を取得(ISO 8601カレンダー)
const now = Temporal.Now.plainDateTimeISO();
console.log(now.toString()); // 例: 2026-01-24T12:34:56.789

参考:Temporal - JavaScript | MDN

#clipboardchange イベント

システムクリップボードの内容が変更されたときに発火するclipboardchangeイベントが追加された(Chrome 140以降のOrigin Trialおよび一部環境)。 これにより、ポーリングなしでクリップボードの変更を検知し、リモートデスクトップアプリなどでクリップボードの同期を効率的に行えるようになる。

デモ:このページのテキストや、他のアプリでテキストをコピーしてみてください。

ログ待機中...
javascript
// クリップボードの変更を監視
navigator.clipboard.addEventListener('clipboardchange', (event) => {
  console.log('クリップボードの内容が変更されました');
  // 必要な同期処理などを実行
});
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