TypeScript 5.6
TypeScript 5.6 がリリースされた。
https://devblogs.microsoft.com/typescript/announcing-typescript-5-6/
Disallowed Nullish and Truthy Checks
構文的に真偽チェックまたは null チェックが常に一方になる場合、いくつかのケースでエラーを出すようになった。
ESLint のno-constant-binary-expressionや strict-boolean-expressionsと似ているが、この機能は次のコードのようなユーザーによる記述ミスの発見を目的にしているように思える。
tsx
if (/0x[0-9a-f]/) {
// Error
}
if ((x) => 0) {
// Error
}この機能では、条件式を変数に切り出したり、慣用的に使われるwhile(true)などに対してはエラーを出さない。
Iterator Helper Methods
TC39 のStage 3 Iterator Helpersが実装され、機能の乏しかったイテレータにmapやfilter、takeなど多くのメソッドが追加された。これにより、配列を介さずともイテレータの操作が簡単に行えるようになった。
また、これらのメソッドを持つイテレータオブジェクトであるIteratorObject型も追加された。