OpenAI Presence は、企業向けに信頼できる AI エージェントを本番へ載せる製品である。請求対応、保険クレーム、従業員 IT 依頼などジョブ単位で始め、エージェントにはその仕事に必要な知識とシステム権限だけを渡す。会社側が実行可能な操作、承認が必要な場面、人へ渡す条件を方針として定義する。提供は limited general availability で、OpenAI の Forward Deployed Engineers と一部のグローバル SI が導入を主導する。セルフサーブ製品としてはまだ提供されない。
当日時点では音声とチャットのリアルタイム体験が対象で、カスタマーサポート、アウトバウンド営業、リスクの高い社内フローなどに使う。Presence は方針と SOP、ガードレール、承認済みアクション、シミュレーション、評価、Codex による改善ループを束ねる。本番セッションやエスカレーションからギャップが見えると、Presence プラグイン付き Codex が更新案を出し、チームが本番版との差分を試してから承認ロールアウトできる。
OpenAI 自身の英語電話サポート(1-888-GPT-0090)でも稼働し、着信の 75% を人なしで解決している。ローンチチームとの Codex 改善ループでは、10 日で人へのハンドオフを 15 ポイント減らした。BBVA、SoftBank、IAG などが導入・検証のパートナーである。利用可否は OpenAI のアカウントチーム経由で確認する。音声向け frontier モデルの API アクセスは、Presence 導入後も別途継続する。