Visual Studio Code 1.126、セッション単位コストと複数チャット
Visual Studio Code 1.126 は、Copilot のコスト可視化とモデル設定の整理、Agents window の複数チャットとサーバー側コードフィードバック、Workspace Trust の既定変更が中心である。
セッション単位のコスト
チャットセッション全体のコストが表示される。ターン単位だけでなく会話全体のクレジット消費を把握でき、高コストなセッションを特定しやすくなる。
モデル設定
コンテキストサイズと推論(thinking) effort を 1 つのモデルカスタマイズピッカーに統合した。以前は別ドロップダウンだった 2 項目を同一 UI から調整できる。
モデルホバーは能力を 1 語の説明に絞り、関連設定へ飛ぶディープリンクボタンを載せた。
Agents window
agent host から開始した Copilot セッションで、同一セッション内に複数チャットを並行できる(プレビュー)。共有セッションと作業コンテキストのもとで、実装用の主チャットとレビュー・テスト・ドキュメント用の副チャットを同時に走らせられる。セッションツールバーの New Chat(+)で追加し、各チャットは独立した会話履歴を持つ。ウィンドウ再読み込み後もチャットは復元される。
チャットタブはダブルクリックまたはコンテキストメニューの Rename で個別に改名でき、セッション名とは独立する。
生成コードへのコメントは agent host 側に保存される。listComments や resolveComments などサーバー側ツールでエージェントがフィードバックとやり取りでき、クライアント切断後もコメントは残る。addComment でエージェントがコメントを作成することもできる。/code-review スキルではインラインコメントを付け、採用または削除してからエージェントへ渡せる。
PR レビューコメントも同様に扱える。未承認の PR コメントをエージェントに解決させる場合は、閲覧許可を求めてから対応する。
Workspace Trust
新規フォルダは Restricted Mode で開き、信頼バナーのみ表示する。従来のように開くたびに信頼ダイアログで中断されず、内容を確認してから信頼できる。
security.workspace.trust.startupPrompt の既定値は once から never に変わった。初回プロンプトに戻す場合は once を指定する。
Workspace Trust エディタの Trust Parent ボタンは削除された。親フォルダを信頼する場合は Trusted Folders & Workspaces 一覧にパスを追加する。